矯正歯科の選び方についての記事です!2つの歯科を比較しそれぞれの良い所、気になる所をメリット・デメリットとして話してます。後半は矯正の認定制度について簡単に説明してます。
矯正歯科がある一般歯科
一般歯科とは、虫歯の治療をしたり歯のメンテナンス等で行くことの多い、なじみのある歯科です。一般歯科では治療の幅が広く、歯列矯正ができる歯科も多くあります。一般歯科で矯正をするメリット・デメリットは
メリット
歯の治療やメンテナンス等で「通い慣れた歯科があるよ!」という方、多いと思います。歯列矯正をすることに対して不安なことって沢山ありますよね。ですので、通い慣れた歯科で歯列矯正が出来る場合は、先生やスタッフ方とも初めましてではないので安心感があります!
また、歯列矯正で抜歯やアンカースクリューの埋め込みが必要になった場合、そのまま同じ歯科にて抜歯やアンカースクリュー埋め込みをしてもらえる場合があります。(歯科によっては出来ない所もあります)
歯列矯正中に虫歯や口内炎等の口内トラブルが起きた場合、同じ歯科にて治療をしてもらえたり、お薬を貰うことが出来ます。
デメリット
完全予約制の一般歯科でしたら、あまり関係のない事かもしれませんが、予約をしない一般歯科だった場合、矯正の予約を入れていても急に来院する他の患者さんがいるかもしれません。予約した時間の直前に他の患者さんが来院し治療に入った場合、待ち時間がでてくる可能性があります。
一般歯科はさまざまな症状や治療をされる方が多いので、幅広く対応してもらえるのが特徴です。その為、歯列矯正をする人ばかりが歯科へ通院しているわけではないので、矯正歯科専門の先生に比べると、歯列矯正の治療症例が少ない場合があります。
矯正を専門とする矯正歯科
歯列矯正を専門とする矯正歯科は、歯列矯正を行う歯科の事で、虫歯の治療などは行いません。矯正歯科で矯正をするメリット・デメリットは
メリット
歯列矯正を専門としている歯科であることから、歯列矯正に詳しい先生がいます。どんな分野に関しても言えますが、専門的にされている方にお任せするのは心強さがあります!
また歯列矯正を行う歯科ですので、来院する方は皆歯列矯正の患者さんだけです。矯正歯科を掲げている一般歯科に比べると症例も多く、治療の実績が沢山ある場合が多いです。
デメリット
歯列矯正以外の治療は行わない為、万が一虫歯や口内のトラブルが起きた際は矯正専門の歯科では治療が出来ないので、他の歯科へ通院しなければならない。
矯正歯科の先生と他の歯科の先生は情報を共有しているわけではないので、歯列矯正についての状況等自分自身で説明をすることになります。
上記に書いた内容は歯科により、当てはまらない場合があります。
認定医・専門医について
認定医・専門医とは
もう1つポイントになる認定医・専門医についてです。歯科医師は歯科医師免許があると矯正歯科の看板を掲げることができます。歯列矯正は医師免許以外に必要な免許はありませんが、歯列矯正に関わる学会があり、それぞれ独自の認定制度があります。
学会に所属している先生を対象に、ある一定条件をクリアし(技術や経験年数等)、審査に合格すると認定医や専門医の名を掲げられます。条件等は学会により異なりますのでこちらでは詳しい説明は省きますが、この制度も歯科選びの際に比較できる判断材料の1つになるかと思います。
認定医・専門医は合格後、数年ごとに更新の審査があります。審査にクリア出来なければ認定医・専門医の資格が失われます。
認定医・専門医の違い
専門医は認定医よりも条件等が難しくなる為、少し上の段階の制度と考えて頂ける分かりやすいかと思います。専門医は認定医に比べると人数が少ないです。専門医を臨床指導医と呼ぶ所もあります。
認定医・専門医じゃない先生は良くないの?
認定医・専門医のご紹介をしましたが、では学会に所属してなくて認定医・専門医を取得してない矯正歯科の先生は技術や経験はないの?良くないの?と思う方もいるかもしれませんが、学会に所属していなくて、認定医・専門医の取得がない先生にも知識や経験豊富な先生は沢山いると思います。
歯科は相性なども大事です。認定医の先生が必ず良いとは思いません。しかし認定制度は経験等を条件に審査されているので、数ある中から歯科選びをする際に、比較し判断できる1つの材料になります。歯科選びのポイントとして比べてみるのも良いかと思います!
最後に
今回は歯科を選ぶ際に比べるポイントについての記事でした。ネットなどの歯科医院の情報だけでは分からない事も沢山あるので歯科選びは難しいですよね。
一般歯科・矯正歯科で迷う方はそれぞれの歯科に相談へ行ってみると、どちらがご自身の条件等に合っているかが分かってくるかと思うのでおすすめです。
こちらの記事を見てくださっている皆様が良い歯科に巡り会えますように(o^^o)ではまた次回の記事でお会いしましょう♪