【歯列矯正の種類】メリット・デメリット

矯正をする際に情報収集したものをまとめ、歯列矯正の種類と、私自身が感じた良い点・少し気になる点をメリット・デメリットとしてお話しします。個人的な意見を含む為、参考程度に見ていただけると嬉しいです。

  1. 表側矯正
  2. 裏側矯正
  3. マウスピース矯正
  4. ハーフリンガル矯正
  5. 部分矯正

①~③の矯正を主に紹介、④と⑤は簡潔に説明してます。

※口内炎や痛みについて

口内炎や装置による痛み等はどの矯正装置でも起こることがあり、個人差があるためデメリットには入れておりません。

歯並びくん
歯並びくん
歯列矯正したいけど、どの装置がいいのか分からないよ~。

物知り梟さん
物知り梟さん
今から一緒に詳しく見ていこう!

表側矯正(ラビアル矯正)

表側矯正は昔からあり、歯列矯正と言えば思い浮かぶのがこちらの矯正方法ではないかと思います。歯の表面に付ける矯正で、ブラケットと言う金属の装置にワイヤーを通して行う矯正です。表側矯正のメリット・デメリットは

さまざまな歯並びに対応できる

治療費が他の矯正に比べ抑えられる

滑舌の影響や舌への痛みが少ない

比較的お手入れがしやすい

他の装置に比べすぐ始められる

 

矯正装置が目立つ

食べ物が装置に挟まる

口を閉じにくくなる

カレーやミートパスタなどが好きな時に食べられない

硬いものが食べにくい

では詳しく説明していきます!

表側矯正のメリット

さまざまな歯並びに対応できる

表側矯正は一番歴史が長いことから症例も多く、さまざまな歯並びに対応できる装置です。他の矯正方法では歯列矯正を断られたとしても、表側矯正なら治療できる場合が多いです。長い歴史があるから安心感がありますね!

治療費が他の矯正に比べ抑えられる

歯列矯正を検討するにあたり一番気になるのが金額ですよね。顎変形症等の特定の条件に限り保険が適用される場合もありますが、基本的に歯列矯正は自費診療になる為、治療費は歯科によって様々です。

安いものではないからこそ抑えられるのであれば、少しでもお財布に優しいほうが負担も少なく嬉しいですよね!ただ、安ければ良いということでもないので、自分の中での優先順位をつけるとよいかと思います!

表側矯正では装置代が40万円~というところもあり、60~80万くらいの所が多いようです。

滑舌の影響や舌への痛みが少ない

裏側矯正に比べると表側に装置がある為、舌が装置に当たることなく、滑舌が悪くなりにくいです。装置を付けてすぐは少し違和感等あるかと思いますが、裏側矯正に比べると慣れるのは早いです。発音の影響が少ない装置をご希望の方は表側を検討されるのもおすすめです。

比較的お手入れがしやすい

こちらも裏側矯正と比べることになりますが、表側に装置がある為鏡を見れば確認できるので、食べカスや汚れがあったとしても取りやすいです。同様に歯も比較的磨きやすいです。

他の装置に比べすぐ始められる

裏側矯正やマウスピース矯正は装置がオーダーメイドで、作成してもらわなけらばならない為時間がかかります。ですので矯正を始めようと思ってもすぐに始められません。その点表側矯正だとすぐに始められます。

表側矯正のデメリット

矯正装置が目立つ

やはり表側の装置は仕方のないことではありますね(><)見た目が気にならないよ!という方はいいかと思いますが、気にしてしまう方も多いと思います。

私は矯正をしたいと思うようになってから人の歯をよく見てしまうようになったのですが、表側矯正をしている方を見ると勝手に親近感がわきます!

更に最近では大人になってから矯正をする方も多くいますし、歯に気を使っていることが目に見えて分かるので、美意識が高いという印象を与えられるのではないかと思います!

表側矯正の中にも見えにくい透明や白色のブラケット金色や白色のワイヤーを使用する矯正歯科も沢山あるので目立つのが気になる方は、金額はシルバーの装置に比べると高くなりますが、上記のようなブラケット・ワイヤーにされるのも良いかもしれませんね!

食べ物が装置に挟まる

ワイヤー矯正をするのであればどの装置でも必ず挟まります!(笑)これは友人に聞きましたが、表側矯正だと食事中に食べ物が挟まっていないか気にしてしまうと言っていました。

表に装置があるのでワイヤーなどと絡まってしまうと、周りに見えてないか気になる方もいると思います。

口を閉じにくくなる

何もない状態で口を閉じた場合と、歯の表面に装置が付いてる状態では多少なりとも口の閉じにくさと、突出感があります。また、唇の内側に装置がある為少し違和感があります。

カレーやミートパスタなどが好きな時に食べられない

これはどういう事かというと、色が濃く着色するような食べ物を食べると、矯正装置を囲うように付いているゴム等が変色してしまうのです。これが結構目立ちます。表側矯正をされている方の多くは調整日にゴムを変えてもらえることから、調整日の前日などに着色してしまう食べ物を食べているようです!

中には着色しない装置もあるようですので、表側矯正を希望していて着色が気になる方は、矯正歯科の先生に一度着色する装置なのか着色しない装置なのか聞いてみることをおすすめします!

硬いものが食べにくい

矯正始めは痛みや装置があるので硬いものが食べにくいことがあります(バイトアップをしていると更に)。だんだんと慣れてはきますが、ブラケットが外れることもあるので食べるのを控えるか、硬い物を食べる時は小さく一口大にしてから食べるのがおすすめです!

バイトアップとは

奥歯にプラスチック(レジン)の塊を付け、高さ合わせに使用する。噛み合わせが深い方に使用し、装置が外れたり支障がでないようにする為のもの。(しない方もいます)

裏側矯正(フルリンガル矯正)

次は裏側矯正です。ブラケットとワイヤーを歯の裏側に付けます。表側と違い周りから見えにくいのが特徴です。ではメリット・デメリットについてお話しします。

矯正していることが気付かれにくい

早い段階から綺麗な歯並びを見られる

前歯が下がりやすい

食べ物が挟まっても周りの目が気にならない

虫歯になりにくい

舌癖の防止ができる

 

滑舌が悪くなる

歯磨きが難しい

装置代が高い

口の中に異物感がある

食べ物が食べにくい

調整時に口を開ける時間が長い

詳しく説明していきます!

裏側矯正のメリット

矯正していることが気付かれにくい

裏側矯正の最大のメリットだと思います。その名の通り歯の裏側に装置を付けるため、本当にしているかどうか分かりません。見た目を気にして歯列矯正に踏み込めない方は裏側矯正もおすすめです。

ただ、矯正をする際に抜歯が必要な方は抜歯の隙間が笑った時など横から見えることがあります。正面からだと分かりにくいです。中には仮歯をつけてくれる歯科もあるので抜歯後が気になる方は、カウンセリングの際先生に仮歯をつけられるか聞く事をおすすめします!

早い段階から綺麗な歯並びを見られる

矯正は数年かけて行います。歯が綺麗に並んできても、表側の装置を付けていると分かりにくいですが、裏側矯正だと綺麗に並んだ歯を常に見ることが出来るので矯正に対してのモチベーションアップにも繋がります!

前歯が下がりやすい

これは上顎前突や抜歯矯正の場合に特に言えることになります。表側矯正だと前歯を後ろに動かす際にコントロールが難しい場合がありますが、裏側矯正は歯を後ろに下げることを得意としている装置な為、スムーズに動かすことができることから前歯が下がりやすいと言えます。

食べ物が挟まっても周りの目が気にならない

表側矯正でも話しましたがワイヤー矯正をする場合、食べ物は必ず挟まります!表側矯正はこれがデメリットでしたが、裏側矯正はメリットになります。なぜかと言うと、挟まるとしても装置が裏にあるので表と違い挟まっている物が見えません。挟まると口の中が違和感だらけですが、見えないので周りを気にすることなく食事に集中できます。

虫歯になりにくい

歯の裏側は表側に比べるとエナメル質が厚いので虫歯菌に強いです。また、唾液も多く自浄作用で歯垢がたまりにくい為虫歯になりにくいです。ちなみに表側矯正より裏側矯正の方がエナメル質の厚い、歯の裏側に装置を付けることから、歯を傷つけにくいという利点もあります。

舌癖の防止ができる

舌の正しい位置は上の歯茎にぴったり着いた状態で、前歯の少し後ろの位置におくのが正しいのですが、舌癖があると気付かないうちに前歯を押してしまっていることがあり、歯並びにも影響が出ます。裏側矯正をすると舌が装置に当たらないようにする為舌癖を防止し、矯正終了後の後戻りもしにくくすることが出来ます。

長年していた舌の位置から正しい位置にするには、少しの努力は必要になります。ただ裏側矯正の装置が舌癖予防の手助けをする装置になることは間違いないです。舌を正しい位置にすると歯並びだけでなく、顔の骨格が変わったりと、良い事が沢山あるので治して損はありません!私自身舌癖があった為、正しい位置になるように気を付けています!

裏側矯正のデメリット

滑舌が悪くなる

歯の裏側に装置がある為発音がしにくく、舌足らずな話し方になります。お仕事で接客などされる方は始めは話しにくいかと思います。接客業でなくても滑舌問題が心配な方も多いですよね。

経験談をお話ししますと、矯正当初は話しづらく「このままずっと話せなかったらどうしよう」と思っていました。がしかし人間の適応力は凄いです。数日~1週間程経てば口内の狭さにも慣れ、発音もできるようになりました。カラオケ等歌う事も問題ないです。たまに言葉に詰まることもありますが、本当にたまになのでほぼ毎日問題なく過ごしてます。慣れとは本当に凄いです!

歯磨きが難しい

鏡を見ても歯の裏側は見えないので慣れるまでは磨きにくいかと思います。おすすめはデンタルミラーを使用することです!デンタルミラーで上記写真のように見ながら磨くと磨き残しが少ないです。

装置代が高い

裏側矯正は装置が高額です。80万円程~、平均で100~150万円くらいの所が多いです。表側の倍近くする歯科もあります。オーダーメイドの装置であり、技術も必要な矯正であるため高額になります。

中には矯正期間中は無金利で分割払いが可能となる歯科やデンタルローン等もあるので、裏側矯正をしたいけど金額の面で不安な方は、支払い方法が幅広く対応しているような歯科を視野に入れてみるのもおすすめです。

口の中に異物感がある

口内に装置があるので異物感は常にあります。そこに歯茎にアンカースクリューというネジを埋め込むと更に異物感が増します。アンカースクリューは埋め込まない方もいます。

私はこのネジを埋めてからは舌にネジの型が付くようになりました。痛くはないですし、この異物感も慣れてくれば気にならないです。今では矯正装置は相棒と思っています!

アンカースクリューとは

歯を効率よく動かす為の固定源になる小さなネジの事。埋め込む場所は人それぞれ異なります。

食べ物が食べにくい

表側矯正も食べにくさをデメリットにしましたが、裏側矯正の方が食べにくさが増します。まず食べ物を「ガブッ」と前歯でかじられないので表側矯正同様一口サイズにするのがおすすめです。

あとは食べ物が隙間にかなり詰まるのと、上手く噛めません(バイトアップしていると更に)。裏側矯正は装置が口内にある為、噛む時も気を付けないといけません。硬い食べ物は装置が外れてしまう場合があるのでなるべく食べるのは控え、食べたい場合柔らかくしたり小さくするのがおすすめです。

私は噛むのが未だに難しく感じることもありますが、色々と試行錯誤して今ではかなり食べられる物が増えました。食事方法などは別の記事にするつもりです。矯正を始めた頃は、「裏側矯正してる人ってこの歯でどうやって食べてるんだ!」と思ってました(笑)何度も言ってますが慣れって本当に凄いです!!今は食べにくくても食べたい物が食べられる幸せを噛みしめてます!

調整時に口を開ける時間が長い

ワイヤー矯正の調整日は3~4週間に1回あり、その度歯医者に通います。裏側に装置がある為、ワイヤーを変更する際表側に比べると複雑な作業になると同時に、大きな口を開ける時間も長くなるのでデメリットとしました。

マウスピース矯正

マウスピース矯正はワイヤー矯正と違い取り外しができる装置です。有名なのはインビザラインとアソアライナーという装置で、インビザラインはアソアライナーに比べ治療できる歯並びの範囲が広く、アソアライナーは軽度な歯並びを治すのに適しています。

マウスピース矯正自体が比較的軽度な歯並びを治す際に有効な矯正方法になってます。メリット・デメリットを見ていきましょう!

取り外しが出来る

目立ちにくい

痛みが少ない

通院回数が少なく済む

異物感が少ない

装着時間を守らなければならない

歯並びによっては出来ない場合がある

マウスピース装着時は飲食ができない

食後の歯磨きが大変

少し話しにくい場合がある

詳しく説明していきます!

マウスピース矯正のメリット

取り外しが出来る

ワイヤー矯正とは違ってマウスピース矯正は取り外しが出来るため、食事も普段通り出来ます。歯磨きもしっかり磨けるため虫歯になりにくく、清潔な歯を保てます!

目立ちにくい

透明なマウスピース型の装置なので目立ちにくいです。アタッチメントを付けると全く目立たないということではありませんが、同じく目立ちにくい裏側矯正に比べ装置代が安く済む場合が多いです。

装置代はインビザラインで60~100万円程の所が多く、アソアライナーで20~80万円程の金額の所が多いです。マウスピース矯正は歯並びの状態によって変わることがあり、ご紹介した矯正方法の中でも歯科により金額の差が大きく感じました。

アタッチメントとは

小さな突出物を歯の表面に付けマウスピースが歯に加える力を調整したり、細かな動きに必要なもの。素材はプラスチックで色は歯とほぼ同色で目立ちにくい作り。

痛みが少ない

ワイヤー矯正と違い一度に動かす距離が短い為、痛みが少ないと言われています。全く痛くないというのではなく、マウスピースを新しい物に変更する時は、窮屈さ痛みを感じることもあります。ですが装置で歯が動く際の痛みは他の矯正に比べ感じにくくなってます!

通院回数が少なく済む

作ってもらったマウスピースを受け取ると、2週間に1回の頻度で新しいマウスピースを自分で変えます。通院は1~3ヶ月に1度程で歯のメンテナンスや確認を行います。ワイヤー矯正に比べ通院の負担が少なく済む場合が多いです。遠方で通院が難しい方にもおすすめです!

異物感が少ない

何もしてない歯に比べると多少の違和感はありますが、ワイヤー矯正よりも突出感が少ない為、装置時の違和感が少ないです。ただ、マウスピース矯正をする際アタッチメントという小さな突起物を歯の表面につけるので、まっさらな歯ではありません。

マウスピース矯正のデメリット

装着時間を守らなければならない

マウスピースは1日の装置時間が決まってます。種類にもよりますが、20時間以上装着します。食事と歯磨き以外はほぼ装着したままとなります。マウスピース矯正は自己管理が必要な矯正になり、装着時間を守らない場合治療が遅れてしまうこともあります。

歯並びによっては出来ない場合があ

マウスピース矯正では対応出来ない症例もあります。歯を大掛かりに動かす場合は断られることがあります。ですので抜歯が必要な場合も出来ない歯科が多いです。

ただ中には抜歯可能な歯科もあります。この場合、マウスピースだけでは難しい時、先に少しワイヤー矯正をしてからマウスピースに移行するという方法を取る事もあります(マウスピースからワイヤーの逆もあり)。マウスピースのみの場合だと歯が動く距離が大きい為、歯の動き方次第で、予定通り動かず当初予定していたマウスピースの枚数より多くなる可能性もあります。

金属アレルギーのなどでワイヤー矯正ができない方や、取り外しが出来るマウスピースで矯正したいという方もいると思いますので、ワイヤーより少し時間がかかる可能性があっても大丈夫であれば、抜歯が必要な場合ワイヤー矯正より少しリスクはありますが抜歯矯正可能な歯科もありますので一度相談される事をおすすめします。

矯正期間は症例によりますが基本的にワイヤーとそこまで変わらないようです。「少し気になる歯がある」「歯の隙間を埋めたい」などという症例にマウスピースは特におすすめです!

マウスピース装着時は飲食ができない

装着したまま食事してしまうと、汚れが付いたり着色したり、虫歯や臭いの原因となります。マウスピースを綺麗に保つために、装着時は食べたり、糖分の入った飲み物は飲まないようにしましょう。水は装置していても飲むことが出来ます!

食後の歯磨きが大変

取り外しが可能なので普段通り食べられる大きなメリットがありますが、食後はマウスピースを装着しなければならないので歯磨きが必要になります(どの矯正にも歯磨きは必要ですが)。家にいる時は良いと思いますが、外食時や旅行時の食べ歩き等もお手洗いなどある場所を探したり少し大変かと思います。

少し話しにくい場合がある

マウスピース矯正でも最初のうちは話しにくくなることがあります。こちらは裏側矯正ほどではないかと思いますし、慣れれば問題なく過ごすことが出来ると思います!

ハーフリンガル矯正

上の歯は裏側に装置を付け、下の歯は表側に装置を付ける矯正方法です。表側矯正と裏側矯正の良いとこどりという感じの矯正になります。表側矯正と裏側矯正のメリット・デメリットとほぼ内容が一緒で変わらないので、簡潔に説明します。

表側矯正に比べると装置が目立ちにくい

裏側矯正に比べると費用が安い

裏側矯正に比べると話しやすい

表側矯正に比べると食事中周りが気にならない

裏側矯正に比べると食べ物が食べやすい

裏側矯正に比べると装置が目立つ

表側矯正に比べると費用が高い

表側矯正に比べると話しにくい

表側矯正に比べると食べ物が食べにくい

裏側矯正に比べると下唇に突出感がある

ハーフリンガル矯正のメリット

人が笑う時って下の歯があまり見えません。ですので大きな口を開けない限り、下の歯の装置が表側にあってもそこまで目立ちません。装置代は裏側矯正に比べ10~20万程低くなるところが多いようなので、費用の負担も裏側矯正に比べると少なくなります!

また食べる際にも、周りから見えやすい上の歯の装置が裏側にある為、気にならないと同時に、裏側矯正に比べたら食べやすさも上がるかと思います。

ハーフリンガル矯正のデメリット

下の歯の装置は表にある為、下だけ少し突出感があるかと思います。裏側矯正と迷われている方で、下を表にすることで目立つことに不安を感じている方がいましたら、装置は下の歯を透明なブラケット等に変更出来る歯科であればより目立ちにくくなります。

部分矯正

部分矯正はワイヤー矯正の場合、前歯6本程に装置を付けて気になる所のみを動かしていく矯正です。表側でも裏側でも出来、マウスピース矯正にも部分矯正はあります。噛み合わせがあっており、少し気になる歯を綺麗にしたいという方には有効な矯正方法です。

期間が短くて済む

費用の負担が少ない

適応できない症例がある

大幅な歯の移動は出来ない

部分矯正のメリット

部分的に行う為、矯正期間が短くで済みます。ですので歯に少し隙間があったり、軽度な歯並びの乱れなどを治したいけど、全体矯正まではしたくないと考えている方は費用が抑えられることが多いので、検討されるのも良いかと思います。

部分矯正のデメリット

マウスピース矯正同様、部分矯正が出来ない症例もあります。抜歯が必要とする矯正なども大掛かりな歯の移動は部分矯正では難しいかと思います。噛み合わせ等しっかり整えたい方は全体矯正が良いかと思います。部分矯正が気になる方は歯科にて矯正が可能かどうかの確認に行かれることをおすすめします。

最後に

まとめ

どの矯正装置にもそれぞれ良い所があり、不得意とする所があります。また感じ方も人それぞれである為、中にはデメリットと感じないような事も、この記事ではデメリットになっている事もあるかもしれません。気付き等が増えた際は、随時内容の追加をしていきたいと思います!

歯列矯正をしていく上で歯の動き等は予想出来ていても、実際始めると中には予想と違う動きをする、いたずらっ子な歯が出てくる場合も多くはないですがあります。当初より治療期間が早まる事、長引く事があったり、歯の動きによっては別の装置に変えなければならない可能性等もあります。こう言うと不安になる方もいるかもしれませんが、特に問題なく終わったという方がほとんどだと思います!

私自身↓下の過去記事にてお話ししてますが、下の歯の右1番目が上手く動いてくれないことがありました。装置を1つ新しい物に変更してもらい、今は綺麗に並んできています!

【裏側矯正】下の歯経過写真2019/08~2020/04

ですので「ハプニングも全くないわけではないよ!」ということも頭に少し入れて頂き、もしも予定通り動かない歯があったとしても、綺麗な歯が並ぶ過程の中で「この歯だけ迷子になって少し遠回りをしてしまってるんだな~!」という気持ちでいるのがおすすめです!すると不安になりすぎないので頭の片隅にでも入れて頂けると嬉しいです。そこにプラスして、安心してお任せできる「ビビッ!」とくるような歯科を選ぶのも大切です!

装置を迷われている方へ

矯正をしたいけど、装置を迷われている方へ少しでも参考になったらいいなと思います。矯正は費用も高額ですし装置の種類から歯科選び等、沢山悩む事があると思いますが、沢山沢山悩んでいいと思います!悩みつつ良い所だけでなくデメリットになる所も知っておくと、より納得いく選択が出来るかと思います。

装置選びに迷われている方は、自分の中で何を一番優先させたいのかを書き出してみるのがおすすめです。例えば、

装置代はお財布に優しい方がいいなぁ

目立たない矯正がいいなぁ

食べ物が食べやすい方がいいなぁ

発音に影響が出にくい方がいいなぁ…等

この中から更に、より優先させたいことを考えてみると少しずつ絞られてくるのではないかと思います!

悩んで何をどうしたら良いのか分からない方は、無料で受けられるカウンセリングを行っている歯科も多くありますので、気になる歯科へカウンセリングに行ってみると、歯科の先生より詳しくお話が聞けるのでおすすめです!

私自身も沢山悩んで決めましたが、今行っている歯科や矯正装置に決めた事は一度も後悔してません!

悩まれている皆様!良い選択が出来ることを願っております(*´ω`*)「これにしよう!」と決める事が出来た時には、ぜひ一緒に歯列矯正ライフを楽しみましょう♪

 

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